休校期間における我が家の学習に対する取り組み方法

小学校が休校となっている今、子供たち(小学1年と保育所年中)と日中一緒に過ごしています。

次男に関しては、まだ年中さんということもあり、学習という学習に取り組むわけでもなく、自分の興味の赴くままにやりたいことをやって楽しんでいるという状況です。

その様子を横目に見ながら、長男は家庭学習に励んでいます。ここでは、我が家でどのように家庭学習に取り組んでいるかを紹介します。

基本は通信教育教材(Z会)

まだ入学式を終えていない、学校にも通ったこともない1年生ですので、どの程度の進捗で学習を進めて良いのか全くわかりませんし、学校側からも現時点でどのようなスケジューリングで学習を進めておくべきかというガイドラインも示されていません。

ですので、どの程度の進捗で進めるかのガイドラインが欲しいところです。

幸い、長男は4月から通信教材としてZ会を始めたので、そちらのカレンダーに示されている学習進捗をガイドラインとして、現状遅れているのか進んでいるのかを判断するようにしました。

そして、まずはZ会のカレンダーに示されている学習を進めることが第一の日課となっています。といっても、所用時間は15分くらいで完了します。

タブレットを活用した学習

その他の学習として、タブレットを活用した学習を取り入れています。我が家で採用しているのは以下の2点です。

  • シンクシンク
  • トドさんすう

シンクシンク

WonderLabさんが提供されている思考センス育成教材です。

https://think2app.hanamarulab.com/

我が家はiPadで取り組んでいますが、Androidでも利用することができます。

こちらの良いと感じる点が、

  • 大人がやっても楽しい
  • 問題に挑戦する回数に制限が設けられる(日毎or週ごと)
  • 「おないどしランキング」などが見れて頑張る意欲に繋がる
  • 課金すると複数アカウント+プレミアム問題が利用できる

おないどしランキングで上位を取れると本人も楽しいみたいです。また、我が家ではタブレットを完全自由に解放しているわけではないので、利用限度があることはとてもうれしいです。

トドさんすう

トドさんすうというアプリですが、こちらは「幼稚園から小学校2年生くらいまでの算数」の学習ができるものです。

こちらも課金することで、複数アカウントを作成することができるので、我が家では兄弟別々でアカウントを作っています。アカウントごとにレベルを設定することもできるので、長男と次男でレベルを変えて、同じように取り組んでいる中でも強度の違う学習を進めることが可能です。

特徴としては、

  • シンクシンクよりも「算数色」が強い
  • 得点を他のユーザーと比べる機能はない
  • たまにフリーズする
  • 課金すると複数アカウントが作れる
  • 「●日目」という形で地図を進んでいく流れで学習を進める
  • 1枚の地図に5問程度。地図の枚数で利用制限をしています。(「今は2つの地図だけね」とか)

このような感じです。ただ、年中さんにはちょっと「問題を読む」というハードルがあるので、直感的にできない問題が出てきます。ですので、そういう場合には適当に学習させるのではなく、問題を読んであげるというサポートが必要になると感じます。

映像教材

我が家の子供達がEテレが大好きです。リビングのテレビ環境では、かなり膨大なEテレ番組が録画予約されており、日々消費されています。ですので、Eテレを見ることをとても楽しめる子なので、それを活用しています。

NHK for school

長男には最低限やるべき学習が終わったら、自由にNHK for schoolにタブレットでアクセスして、好きな番組を見ても良いということにしています。(見ている近くに親はいます)

好んでよく見ている番組は、

  • Why!? プログラミング
  • JAPANGLE
  • おはなしのくに

などです。

NHKキッズ

こちらはアプリで提供されています。メリットとしては、

  • 視聴時間を制限することができる(10分単位)
  • 低学年向けのコンテンツが多い
  • ピタゴラスイッチやノージーとかが見れる

for schoolの方では見られない、どちらかというと低学年向けのコンテンツもこちらでは見ることができるので、小学一年生の長男は、どちらのサービスも跨いで使っているようです。

その他の学習

上記以外で、自分の好きな時に好きなだけ取り組める学習を持っていると親としてはとても助かります。我が家の長男の場合だと、「図鑑を見て自分の気になった名称を自学ノートに書く」という学習がとても好きなようです。

例えば、我が家の長男のリクエストでは、このような図鑑を用意しました。

これらにはドラえもんが出てくるDVDもついてきます。そちらの映像を見ながら、出てくるものの名称を図鑑で調べてノートに書いたりして理解を深めているようです。

空いた時間などに自らこれらの学習を好んでやっています。

親が先生になってはいけない

個人的な考えですが、家庭学習において親が先生になる必要はないと思います。というか、なると良くないです。

家庭内でおかしな上下関係ができてしまったり、期待した結果を感じられない親がストレスを感じるといった、家庭内不和を引き起こすことが考えられるからです。

ですので「勉強しなさい」と言わなければならない状況が発生した時点で、親としては負け戦だと考えるようにしています。

それよりも「どうしたら子供が自ら学習を進めたくなるか」ということに重点を置いて考えるべきでしょう。そして、その方法が子供に適しているかも同時に考えましょう。どの程度、座学に重きをおくのか、タブレットやゲーム的な要素を取り入れるかは家庭によって考え方は様々です。正解はありません。

環境を作ることで、親のストレスは軽減され、子供も楽しんで学びを進めることができるので、みんなが幸せになれます。

まとめ

我が家ではこのように家庭学習を進めています。

各都道府県・市町村によって、オンライン授業の導入などを検討・準備されているようですが、そちらがメインになることは未だないと考えています。あくまでも、付属的な役割に止まり、主は家庭学習とならざるを得ないでしょう。(今後、学校側の環境が整えば、家庭学習がメインにならなくても良い状況になると思いますし、そうなるべきです)

何が良い悪いではなく、子供が楽しんで学びを進められていれば正解と考えるようにしています。みなさんの参考になれば幸いです。