前回の記事にてご報告したとおり、初学期を終えてなんとか学習サイクルや感覚を想像しうる程度には経験を得ることができたような気がします。
そして、僕は三年次編入となっているため、良くも悪くも取得できる単位に限りがあります。僕の場合は、62単位を既に認められることになるため、残り62単位を取得し卒業要件を満たした時点で「放送大学卒業」ということになります。
単純に「卒業」を目的とするならば、気の向くままに授業を履修して単位を積み上げていくという考え方もありだと思います。
しかし、僕はできるだけ無駄なく体型的に学びを進めていきたい。できれば、大学卒業だけで終わらずに、その先の学びに繋がるような形にしていきたいという願望があります。
ですので、今後の履修計画も行き当たりばったりではなく、自分なりに検討を重ねた結果にしたいと思いまして、以下のような流れで検討を進めていきました。
まずはコースの履修案内図を参考にする
放送大学では、科目のレベルがわかりやすいように番号が振られています。
科目区分 | 初級(*10) | 中級(*20) | 上級(*30) |
---|---|---|---|
基盤科目(100) | 110 | – | – |
導入科目(200) | 210 | 220 | 230 |
専門科目(300) | 310 | 320 | 330 |
総合科目(400) | 410 | 420 | 430 |
また、各コースごとにわかりやすいよう、系統に分けて対応しそうな科目の履修の流れなどを簡単にまとめてある情報もあります。(情報コースの場合はここ)
まずはこの情報を基本にすると良いかと思います。インターネットやSNSで検索をすると、丁寧にまとめてくれている方も見えて、確かに参考になりそうだと僕も思うのですが、その判断をする上での下地が自分と同じかどうか(似通っているかどうか)が不確かなので、結果的に情報の正確性も変わってくるなと思いました。
ですので、そういった情報を参考にする前に、まずは自分で手を動かし科目情報を確認することをお勧めします。
履修科目のなぞり方
僕はこのような流れでざっと流れを想像しながらまとめました。
- 履修案内図を見る
- 自分が学びたい系列をメインにして基礎科目からシラバスを確認する
- シラバス内「履修上の留意点」を確認して、その授業を履修するために必要な前提知識や履修しておくことを勧める科目を確認する
- 図にまとめる(僕は miro を使いました)
このような流れで以下のようにまとめてみています。

見にくいとは思いますが、左から220系の科目、右に行くにつれて上がっていく形で、どのような順序で履修していくと良いかを線で結んでまとめています。
このようにしておくことで、卒業までの限られた単位数(三年次編入なので)の中で、自分が学びたい科目や系列に沿って履修を進めていくことがしやすくなります。
当然、これ以外にも他コースで受けたい科目などもありますので、どこかを削りながら調整したりもするでしょう。しかし、ある程度見通しを立てておくことで、今後横から差し込みが可能かどうかなども含めて検討を進めることができる準備となります。
個人的には、機械学習や人工知能という方面に興味があるので、数式処理の学習もしっかりとしておきたいし、アルゴリズム系も進めたい〜みたいな要望を踏まえて流れを考えてみています。
このまま進むかどうかは分かりませんが、まずはこのように書き出してみるのも良いかもしれませんね。